原則3：果物を正しく食べる
果物は食べ物の中で最も水分を多く含んでいます。
果物の70～90%は浄化を助け、生命力を与えてくれる水分です。
また果物には人間が生命を維持していく上で必要とするﾋﾞﾀﾐﾝ、ﾐﾈﾗﾙ、炭水化物、脂肪酸のすべてがたくさん含まれています。
果物こそ、もっともﾊﾟﾜﾌﾙな食物なのです。
そして、果物を消化するのにはわずかなｴﾈﾙｷﾞｰしか使いません。
正しい組み合わせで食べる
をご覧になった方はご存知の通り、人間の体にとって、もっとも多くのｴﾈﾙｷﾞｰを必要とする行為は「食べ物を消化すること」です。
人が食べたものは通常分解され、ﾌﾞﾄﾞｳ糖、果糖、グリセリン、ｱﾐﾉ酸、脂肪酸に変えられて吸収されますが、果物は体に入った時には既にﾌﾞﾄﾞｳ糖の形になっているので、
消化・吸収・同化に必要なｴﾈﾙｷﾞｰは他の食物と比べると何分の１かでよいのです。
食べ物を正しく組み合わせてとった場合さえ、果物以外の食物は胃に1時間半～4時間とどまりますが、それに対して果物はわずか20分から30分で胃を通過します。
たいへんｽﾑｰｽに消化するのです。
果物の正しいとり方
果物を正しくとれば、消化につかうｴﾈﾙｷﾞｰが多く節約でき、その分を体の有毒な老廃物を洗い流す作業にｴﾈﾙｷﾞｰをまわすことができます。
ﾅﾁｭﾗﾙﾊｲｼﾞｰﾝでは、果物は
・他の食べ物と一緒に食べない
・ほかのものを食べた直後に食べない
・果物は胃がからっぽの時に食べる
ことが大事だとしています。
理由はほかの食物と果物の消化過程の違いから、ほかの食物が果物の消化を妨げるからです。
たとえば、食後にデザートとして果物を食べたとします。
果物は胃をｽﾑｰｽに通過してまっすぐ腸へ向かおうとしますが、その道は果物より先に食べた未消化の食べ物によってふさがれています。
果物は通過できないでいるうちに腐ってしまい、その効果を発揮することができなくなってしまうのです。
果物を正しくとるｺﾂとしては
新鮮な果物だけを食べる
空腹時にのみ食べる
ことです。
ﾌｨｯﾄ･ﾌｫｰ･ﾗｲﾌでは、朝起きて朝ごはんにﾌﾙｰﾂを好きなだけ食べ、午前中は新鮮な果物とﾌﾙｰﾂｼﾞｭｰｽ以外は何も摂取しないことを推奨しています。
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水分を多く含むものを食べる
正しい組み合わせで食べる
果物を正しく食べる
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