ボトックスとは

ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出された成分です。ボツリヌス菌は食中毒の原因ともなる菌です。

ボ トックス注射はこのボツリヌス菌がつくる毒素を精製した製剤を使用します。 ボツリヌス菌が産生するA型ボツリヌス毒素は、神経毒で末梢神経を麻痺させます。 この毒素を利用したのがボトックスです。

ボトックスには、筋肉を収縮するために神経細胞から放出されるアセチルコリンという物質の放出を抑制する作用があ るため、ボトックスを注射するとその部分の筋肉は収縮しずらくなります。

ボトックスのこの作用を利用し、深いシワのある場所にボトックス注射をして表情筋の動きが原因で出来るシワを改善したり、輪郭にボトックス注射をして輪郭部の表情筋の動きを抑えて筋肉の発達を防ぎ、エラをめだたなくするプチ整形が人気です。なぜ「プチ」整形と言われるかというと、手術による整形と違 い、ボトックスの効果は持続しないからです。ボトックスの働きによって麻痺した神経細胞は3ヶ月から半年程度で再生します。そうなるとボトックスによって 抑えていた筋肉の収縮が通常通り行われるようになります。

また、ボトックスには 汗の分泌を増やす神経伝達物質の分泌を抑える働きがあります。ボトックスのこの働きを利用した多汗症の治療も行われています。ワキなどの多汗な部分に数箇所ボトックス注射すると、その部分の汗腺の働きを抑えられ、多汗症の症状が改善されます。

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