ボトックスで多汗症治療

ボトックスには汗腺の働きを抑えて、 多汗症 の症状を軽減する効果があります。

発汗は、神経から分泌される「アセチルコリン」という神経伝達物質により、汗腺が刺激を受けることで起こります。緊張して交感神経の働きが活発になると、アセチルコリンの分泌が増えます。
ボトックスにはアセチルコリンを抑制する作用があるため、 ボトックス注入によりエクリン腺からの発汗を抑制することができます。

具体的には、ワキ・手のひら・足の裏などの気になる部分の数箇所にボトックスを注射します。注入されたボトックスの働きによってその部分の汗腺の働きを抑えられ、多汗症の症状が改善するというしくみです。 ボトックス注射 による多汗症の治療の所要時間はなんとわずか数十分!メスを使わない治療なので痛みも少なく、入院の必要もありません。

しかし、 ボトックスの効果には持続性がありません。ボトックスによる多汗症治療の効果が持続する期間は、部位や多汗症の種類にもよりますが、だいたい半年〜1年といわれています。

ボトックスによる多汗症の治療の副作用として、ボトックスを注入した部分の筋肉がこわばってしまい、動かしにくくなるということがあります。 これはボトックスの筋肉収縮を抑える作用によるものです。こういった症状が起きにくい薬剤を使用している病院で治療しましょう。

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